睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。無呼吸とは睡眠時に10秒以上、気道の空気の流れが止まった状態をいいます。この状態が一晩に30回以上または1時間あたり5回以上あると睡眠時無呼吸と診断されます。
睡眠時無呼吸症候群になりやすいのは、
- タバコを吸っている
- 飲酒の習慣がある
- 肥満気味である
- 高血圧、高脂血症などがある
といった人です。
また、
- 下顎が小さい
- 歯並びが悪い
- 下顎が後ろに引っ込んでいる
といったお口の環境によってもなりやすいとされています。
頭痛・倦怠感・慢性的な疲労感などを引き起こし、ほかの病気を併発することもありますが、自分ではなかなか気づきにくい厄介な病気です。